体温測定の方法
健康管理のために体温測定の機会が増えているかと思います。
体温計は相変わらず品薄状態のようですね。
「病院で計測した体温は高かったのに、
帰宅後に計り直したら全然違う結果だった」
という話をよくお聞きいたします。
体温は運動や食事、精神活動、気温の変化などの影響を受けます。
また、間違った測定方法によって実際より低く
ご自身の体温を把握しているケースも考えられます。
【高齢者の体温】
体温は年齢によっても変化いたします。
また高齢者の腋窩温は以下の原因で低くなる可能性もあります。
①皮膚組織の循環が悪い
②腋窩温が一定になるのに時間がかかる
③腋窩(わきの下)がくぼんで、体温計の密着状態が悪い
【体温の日差】
生活リズムの違いによって、
1日のうちで体温に差が生じます。
一般に午前2〜6時ごろが低く、午後3〜8時ごろが高くなります。
その差は1℃未満で、それ以上ある場合は病的と考えられます。
【腋窩温の測定方法】
※体温計を腋窩に正しく挿入することが大切です。
・体温計を下から上に向かい30〜45°の角度で、
腋窩の最深部に体温計の先端が当たるように挿入します。
・皮膚を密着させるように腋窩を閉じてください。
体温計を「真横」や「斜め上」から挿入すると、
間違った値が計測されてしまいます。
体温は病気を知る手がかりとなります。
特徴や測定方法を知っていただき、
正しい体温を把握するきっかけにしていただければと思います。
WHO国際基準カイロプラクティック
佐藤カイロプラクティック整体院